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山下 利之; 二谷 訓子; 大内 金二; 室村 忠純; 辻 利秀*; 稲垣 博光*; 加藤 徹也*
Journal of Alloys and Compounds, 213-214, p.375 - 377, 1994/00
被引用回数:12 パーセンタイル:66.82(Chemistry, Physical)U-Np-O系の相平衡を高温X線回折法および熱重量法で調べた。UOとNpOの粉末を所定の割合に混合し、Np(U+Np)比が0.2~1.0の試料を、空気中1300Cで10時間加熱反応させて得た。それらの試料をHe/8%H、CO/1%CO、N/100ppmO、N/1%Oならびに空気中において、それぞれ、室温から1000Cまでの温度に加熱し、その温度でX線回折を行った。空気中1000Cでは、Np/(U+Np)比が0.5以下の試料は蛍石型相とUOとの2相共存であるが、この比が0.6以上の試料は蛍石型相単相であった。蛍石型相の格子定数はウラン量の増加にともないわずかに減少するが、これは結晶半径の小さいU,Uの生成に起因すると考えられる。He/8%H中1000Cでは、すべての試料が蛍石型相単相であった。その格子定数と、Np/(U+Np)比との間に良好な直線関係がみられることから、低酸素ポテンシャル下ではNpOはUO中に全率固溶すると考えられる。